経営品質
「経営品質」とは、製品やサービスそのものの質ではなく、質の高い製品やサービスを生み出すための経営・マネジメントの質を指します。つまり、「経営品質が高い組織」とは、提供する製品・サービスの品質のみならず、経営全体のレベルが高い組織のことです。
特に重視するのが、「顧客本位」「社員重視」「独自性」「社会との調和」という4つの視点であり、組織が継続的な経営革新(イノベーション)に取り組み、平均的、平凡な考え方ではなく、独特で他に類を見ないような考え方ややり方を創り出すことを目指します。
当社では1999年に経営品質という考え方に出会いました。その後、2001年にISO14001、2003年にISO9001を取得、2005年に「TPMチャレンジ賞」を受賞、そして2011年に、社員がより自発的に活動を行うべく「経営品質向上プログラム」を導入しました。現状の状態を知り、更に改善を加えるべく2013年に新潟県経営品質賞に挑戦し、奨励賞をいただきました。
今後も経営品質向上プログラムを通じて、当社が目指す「ありたい姿」へ近づきたいと考えています。
〈新潟県エコ事業所認定〉
新潟県では、地球温暖化対策に取り組む事業所を「エコ事業所」として登録し、その取組内容を広く紹介しています。また、その取組内容が創意工夫などに優れた事業所を表彰しています。
令和6年1月22日 「新潟県エコ事業所表彰制度」参加事業所として登録を受けました。
〈新潟県経営品質賞奨励賞及びとき賞受賞〉
当社は、新潟県経営品質賞委員会(委員長新潟県知事)より2013年度の 『新潟県経営品質賞 奨励賞』及び2015年度の『新潟県経営品質賞 とき賞』を受賞しました。
新潟県経営品質賞とは、米国企業の競争力復活の原動力のひとつとなった「マルコム・ボルドリッジ国家品質賞(MB賞)」の考え方を範として取り入れた日本経営品質賞の地方賞として、1999年に創設されたものです。
新潟県の企業が、競争力のある経営構造へと質的な転換を図るため、顧客の視点から経営全体を見直し、自己革新を通じて新しい価値を創造し続けることのできる「卓越した業績を生み出す経営の仕組み」と「一人一人が自立的に考える風土」を有する企業活動を応援するために創設されています。
<経営品質賞の表彰理由>
受賞にあたり、当社が高く評価されたのは、以下の3点です。
1.経営トップの主導のもと価値観の浸透と全員参加の目標管理制度が定着しており、社員の納得度が高く、活気ある組織作りが進展しています。結果として、社員の定着度が向上し、現場の生産性や品質の改善が進み、経常利益の増加に結びついています。
2.業務課を中心とした支援組織とビジネスパートナーとの関係が有効に機能しており、小ロット化やリードタイム短縮などの支援の役割を果たしています。結果として、改善件数が高位に推移するなどの組織力の向上や顧客の「快」追求、「不快」の解消に結びついています。
3.チーム学習や部門間の協議を促進する活動と教育訓練の制度による考える組織作りにより、社員が自主的に行動する環境整備を整えています。この結果、自己啓発に取り組む社員が増加し、協働による予防処置数が増加しています。
〈ISO認証取得〉
2001年1月にISO14001認証を取得し、社内に目標管理制度を取り入れ、全社目 標、部門目標、個人目標を展開しています。このプロジェクトを通して社員教育に 着手し、同時に全社的な改善活動も始めました。
2003年にはISO9001を統合し、統合マネジメントシステムとして、同業者内では新潟県内初の認証を取得いたしました。ISO9001はコンプライアンスの徹底も求めており、要求事項を満たした活動を行っております。
- ISO9001:モノの質だけでなく、経営の質も向上させるように意図されたマネジメントシステムの国際規格です。
- ISO14001:世界初の包括的な環境保全のために制定された環境マネジメントシステムの国際規格です。
〈TPMチャレンジ賞受賞〉
TPMとは、生産システムの効率化を極限追求する企業体質づくりを目標とした全社的活動。災害ゼロ、不良ゼロ、故障ゼロ等あらゆるロスを未然に防止する仕組みを現場現物で構築します。
全社的に行っていた改善活動の効果に確信を持ち、更に改善活動を強化しました。その一環として、モノづくりの基本を徹底的に学ぼうとTPM活動を2005年に始め、2008年には段ボール箱製造業として日本初の「TPMチャレンジ賞」を受賞しました。
〈株式会社フーゲツ SDGs宣言〉
当社は国連が提唱する「持続可能な開発目標」に賛同し、持続可能な社会の実現に向けた積極的な取り組みを行ってまいります。
SDGs宣言
・お客様の想いをかたちにする取組
・安心して働ける職場環境整備の取組
・環境配慮への取組
・社会貢献への取組
フーゲツSDGs宣言(PDF)
〈日本でいちばん大切にしたい会社大賞受賞〉
当社は、「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞実行委員会(実行委員長:清成忠男(元法政大学総長))・法政大学大学院中小企業研究所・人を大切にする経営学会(R)が主催する 『第10回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞』において審査委員会特別賞を受賞いたしました。
この「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞は、企業が本当に大切にすべき
①従業員とその家族
②外注先・仕入れ先
③顧客
④地域社会
⑤株主
をはじめ、人を大切にし、人の幸せを実現する行動を継続して実践している会社の中から、 その取り組みが特に優良な企業を表彰し、他の企業の範となることを目的として、2010度から実施されています。
第10回となる2020年度は、過去最高の応募があり、その中でもとりわけ地方創生面から見て大賞の趣旨に最もふさわしい企業が表彰されました。
〈審査委員会特別賞表彰理由〉
受賞にあたり当社が高く評価された点は以下の4点です。
1.社員の雇用と健康を守るため、半径30キロ以内に市場を限定するともに、市場を分散、ニッチ・小ロットに特化したビジネスモデルを創造
2.実質定年を廃止するとともに、多様な働き方を用意し、所定外労働時間は月間7.7時間
3.障がい者法定雇用率は、障がい者雇用義務対象企業ではないが10%をはるかに上回る
4.製造業でありながら、女性管理職比率が30%と極めて高い
〈経営者「環境力」大賞受賞〉
当社は、2020年度経営者「環境力」大賞を受賞いたしました。(主催:認定NPO法人環境文明21、後援:環境省) この賞は、より多くの企業の環境対策を推進し、産業界全体の「環境力」を底上げしていくことを目指して2008年に創設されたものです。
主催する環境文明21では、「環境力」とは、個人であれ、企業であれ、自治体であれ、環境を維持または改善しようとすることが単に環境だけでなく、その経済的な面も、そして人間社会的な面もあわせて改善し、全般的に持続性を高める総合的な力であると考えています。
そして、企業における「環境力」とは、環境対応を通して事業そのものを変革させる経営力であり、次の5つの要素からなると考えています。
1. 先見性
2. 知恵
3. 戦略性
4. 技術力
5.「社会的責任」の自覚
本賞の審査は、下記の「未来をリードする経営者の資質12項目」を総合的に判断し厳正に行われます。
- 情報を公開し、公正な競争に率先して取り組む勇気
- 100年先を見通した中長期的な企業価値を設定し、その価値を浸透させる情熱と達成する戦略性
- 国内外の時代の潮流を洞察し、先取りする力
- 他社とも協働して、社会に対する責任を果たそうとする意志
- 地域社会との交流を大切にし、その伝統や文化を尊重する意思
- 経済と環境を一体化しようとする意志
- 働くことの価値を認め、自社で働く全ての人々の働く意欲を高める力
- 事業を大きくしすぎない勇気
- 科学を理解し、経営に活かす力
- 技術やサービスの動向を常に把握し、経営の発展につなげる力
- 人知の及ばない大いなるものへの畏敬の念
- NPOを含む全てのステークホルダーとコミュニケーションをとる力
- 情報を公開し、公正な競争に率先して取り組む勇気
〈新潟県優良リサイクル事業所表彰受賞〉
当社は、新潟県優良リサイクル事業所表彰を受賞いたしました。(主催:公益財団法人 新潟県環境保全事業団) この賞は、事業者の廃棄物の発生抑制、再使用及び再資源化(以下「リサイクル等」という。)に関する意識の高揚を図るため、リサイクル等に積極的に取り組み、優れた成果を上げた事業を表彰する制度です。
環境に易しい製品の開発や販売を通じて、3Rを推進しているとして、特に以下の4点が評価されました。
・廃棄シーンを考慮した製品の設計
・段ボールの加工残を使用したパルプモウルド製品の開発
・汚泥量を減らし、リサイクル率99%以上を達成
・太陽光発電を導入し、省エネルギー化を推進
〈リデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞受賞〉
当社は、「リデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞」を受賞いたしました。(主催:リデュース・リユース・リサイクル(3R)推進協議会)
本協議会では、我が国の深刻な廃棄物問題を解決するため、従来の1R(リサイクル)の推進から3R(リデュース=廃棄物の発生抑制、リユース=再使用、リサイクル=再資源化)の推進による循環型社会の構築を目的としております。
当社の以下の取り組みが評価されました。
・廃棄シーンを考慮したリサイクルしやすい製品設計
・花火玉皮のような、3Rを配慮した製品の開発
・リサイクルを目的とした、オールPP素材の単一素材製品の設計
今後も、木パレットからの切替が期待できる段ボールパレットの製造等、環境に優しい製品の開発に取り組んでいきます。
〈障害者雇用優良事業所機構理事長賞受賞〉
当社は、「障害者雇用優良事業所機構理事長賞受賞」を受賞いたしました。
(主催:独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 新潟支部)
障害者の雇用の促進と職業の安定を図るため、
①障害者を積極的に多数雇用された事業所
②模範的職業人として長期間勤続されている優秀勤労障害者
に対して表彰を行っており、当社の以下の取り組みが評価されました。
・高い障害者雇用率
・自社だけなく近隣の障害者就労施設へ作業発注を行い、地域の障害者雇用を創出している
〈健康経営優良法人2021(中小規模法人部門)認定〉
当社は健康経営優良法人2021(中小規模法人部門)として認定されました。
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。「健康経営優良法人」に認定されると、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的な評価を受けられます。 この認定は毎年行われており、今後も従業員の健康増進、働きやすい職場環境づくりを推進してまいります。
CSR
CSR(社会的責任)活動
〈大切な価値観と基本定義〉
当社では社是、経営理念、戦略ビジョンを定め、「顧客本位」「社員重視」「独自能力」「社会との調和」の4つの視点から見た理想的な姿に向けて、全ての活動が行われています。
〈企業倫理に関する方針〉 「営業方針書 Ⅹ企業倫理に関する方針」より抜粋
基本姿勢
1.会社の正当な利益に関する行為、信用、名誉を毀損する行為は一切行いません。
2.ビジネスパートナー・公務員への賄賂行為や社会的礼儀を超えた接待・贈答を行いません。
3.ビジネスパートナー等の間で、公平・公正かつ透明な関係を維持し、公正な取引を行います。
4.同業者との不正な関係を持ち、「競争阻害行為」や「不正競争行為」等を行いません。
5.不当、不正な行為を発見した場合は、上司に報告します。報告を受けた上司は、速やかに対処します。
尚、通報者は保護しなければなりません。
〈「顧客本位」⇒お客様に対する取組〉
●顧客満足度追求の取組
組織的価値観を明確にし、営業員教育のツールとして『営業方針書』を作成しました。“お客様に関する方針”など計12項目にわたる「必ず出来る」ことを明記し、これを定期的に教育することで、営業員一人ひとりが顧客満足向上を追求し、実践していく仕組みをつくり出しています。
●マネジメントマニュアルにおける品質方針書
段ボールを使用するお客様にとって、当社の製品は空気のような存在、つまり使いたいときにあるのが当たり前であり、品質不良は基本的に許されません。当社では、ISO9001に加え、ISO14001及びISO45001(旧OHSAS18001)に準拠した、『マネジメントマニュアル』に基づいた活動を行っています。特に品質面においてはモノづくりの基本を徹底的に鍛え上げてきたTPM活動をベースに、顧客重視のQDC向上を図っています。
●廃棄シーンを考慮した製品設計
当社では廃棄シーンを考慮し、金属製のステッチレスへの取り組みや、段ボール緩衝材推進)などの取り組みを積極的に行っています。また、プラスチック段ボールを使用する場合も単一素材にこだわり、オールPP素材での設計や、リベットレスの提案を行うことで、お客様やエンドユーザーが廃棄し易い製品を提供しています。
〈「社員重視」⇒従業員へのコミットメント、人材育成〉
●成果配分のコミットメント
当社では必達営業利益目標を定め、超過した一定分の原資を社員への賞与として配分することを約束し、経営情報を公開しています。またその配分方法も、個人別の業績評価レポートの点数で明確にし、月1回の部門長による個人面談で社員一人ひとりに説明しています。
●人間性の尊重
大切な価値観と基本定義を大前提として共有することで、社員が自主的に行動できる環境づくりを目指しています。大切な価値観を育成するために、“どのように成長して欲しいか”というガイドラインである50項目の『自己申告書』を作成し、社員各人が定期的に見直す仕組を設けています。その上で、“何をすべきか、マスターするべきか、当社で働く上の基本的なこと”をまとめた、『人材育成計画50ステッププログラム』を月1回の個人面談で報告してもらうことで、コミュニケーションを取りながら人材育成を図っています。
●労働安全、不休業連続無災害日数
当社では“安全第一”を掛け声で終わらせないために、品質を第二、納期を第三と位置づけ、安全が全ての最優先であることを明確にしています。2007年には安全衛生の英国規格OHSAS18001のマネジメントシステムを導入し『特定危険源一覧表』で抽出された安全衛生リスクを軽減する各種改善活動を行っています。
〈「社会との調和」⇒コンプライアンス、地域・利害関係者への貢献〉
●有害物質の使用廃止、使用量削減
当社では2000年まで、製版を行う薬剤「ジクロロメタン」と、一般的な段ボールインクに使用される「エチレングリコール」を使用していました。ジクロロメタンは、慢性毒性として肝機能障害を引き起こす可能性があり、エチレングリコールは、生体内で代謝を受けると腎障害を引き起こす可能性がありました。
当社ではインクメーカーへ依頼し、環境にやさしいタイプのインクを開発してもらう等の改善を行い、2001年のISO14001認証取得とともに、これらの有害物質の使用を廃止しました。2004年には接着糊に使用されていた、第1種指定化学物質で使用削減物質に指定されていた「キシレン」を廃止し、製造工程において使用する削減指定物質を全て廃止いたしました。併せて2000年には、本社工場、配送センター、パルプモウルド工場に於いてのアスベストPCB使用電気機器等の有害物質を含む材料が使用されていないことを確認しました。
●温室効果ガスの削減
当社では、電力・ガス・ガソリン・水道などの使用量から、トータルCO2排出量を算出し、削減に努めています。各種省エネ設備の導入はもちろん、コンプレッサーの最適利用、地下水を利用した空調設備も導入しCO2排出量の大幅削減に成功しました。近年では全体の照明を見直し、手元の明るさは30%向上しながら、電力使用量は約80%の省エネも実現しました。
2019年に社屋の屋上に太陽光パネルを設置しました。自然エネルギーを取り込むことで工場の消費電力量の削減に寄与しています。
●段ボールのリサイクル、リユース
製造過程で排出される、段ボール、プラ段、エアーキャップ等の加工残や廃水処理の汚泥、その他産業廃棄物は、現在99%までがリサイクルされております。 また当社では段ボールの加工残をそのまま原料とした花火玉皮等のパルプモウルド製品を製造・販売しており、リユース活動にも積極的に取り組んでいます。
●福祉施設からの物品購入
当社では障がい者福祉施設を大切なビジネスパートナーと定め、業務(作業)委託額を指標として捉え、増加を目標として取り組んでいます。併せて福祉施設が販売している、トイレットペーパー等の物品購入も積極的に行い、少しでも施設、入所者の収入が増えるように取り計っております。
●四尺玉の協賛
当町における最大のイベントである片貝まつりでは、その年の成人、運営委員への寄付、新聞広告、TV放映のスポンサーを行っています。ここで打ち揚げられる世界一の四尺玉の協賛も地元企業と連携して行い、町の活性化につなげています。
人財育成
〈私たちは人を育てることが企業の存在意義と考えています〉
●社員全員での戦略・計画の立案
当社が定めた理想的な姿へ近づくために、現状とのギャップ(経営課題)の認識を全社員で共有し、個々の社員が自覚を持って目標設定し、その達成に向けて惜しみなく努力できる環境を整えています。戦略の策定においては、全員が過去を振り返り、考えながら自然に何をすべきか認識できるように配慮しています。策定完了までに何回もグループ毎で打ち合わせを行い、チーム内での対話の活性化を図り、より深い思考へと導き、精度の高い戦略の策定を目指しています。
●社員が自主的に行動できる環境づくり
当社では社員一人ひとりを大切にし、社員のやる気と能力を引き出すことで、自ら考え、行動する社員が増え、組織として更に成長すると考えています。「顧客本位」「社員重視」「独自能力」「社会との調和」などの複数のテーマで、委員会活動、プロジェクト活動が展開されており、これらは組織横断型の体制で特定の課題解決、プロジェクトを推進するための集まりで、組織能力の向上を目指しています。
●レクリエーションでの仲間づくり
同じ目的に向けて毎日職場に集う仲間同士だからこそ、その目的実現のためには協力体制の構築が欠かせません。レクリエーションや忘年会、その他グループでの活動は、皆で楽しみながら理解しあい、またチームワークを向上させるための大切な手段です。お互いの個性や仕事を尊重し合い、それぞれの業務に励むことが、優れた価値の創造につながると考えています。
地域貢献
〈独自能力を地域文化の発展につなげています〉
新潟県はいわずと知れた、米どころ・酒どころ・泳ぐ宝石錦鯉の産地です。そして片貝地区は世界一の花火(四尺玉)を打ち揚げる町としても有名です。当社は米箱、清酒の化粧箱、鯉出荷箱や打ち揚げ花火の玉皮・筒蓋などの製造、その他さまざまな支援活動により、地域文化の発展と継承に貢献しています。当社にしかできない事業活動を通じて地域と共に発展すること、それが私たちの願いです。
●文化をつなぎ地域を支える製品づくり
当社が取り扱うパッケージは、地域文化や経済と密着につながっています。また、地元で製造業を営むうえでは地域の皆さんとの協力が欠かせません。当社では製造工程の一部を福祉施設に委託もしています。
●環境保全活動
段ボールをはじめとする包装資材はそのほとんどが使用後不要となるため、環境への影響が大きいと考え、環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証を取得し運用しています。例えば、製造工程での破棄物は約99%をリサイクル、省エネを促進する改善活動、また段ボールパレットや重量包装など、お客様がリサイクルしやすい製品の開発にも注力し、幅広い分野で環境保全に取り組んでいます。