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経営品質向上活動


〈新潟県経営品質賞と経営品質向上プログラム〉

当社は、新潟県経営品質賞委員会(委員長新潟県知事)より2013年に『新潟県経営品質賞 奨励賞』2016年に『新潟県経営品質賞 とき賞』を受賞しました。
新潟県経営品質賞とは、米国企業の競争力復活の原動力のひとつとなった「マルコム・ボルドリッジ国家品質賞(MB賞)」の考え方を範として取り入れた日本経営品質賞の地方賞として、1999年に創設されたものです。
新潟県の企業が、競争力のある経営構造へと質的な転換を図るため、顧客の視点から経営全体を見直し、自己革新を通じて新しい価値を創造し続けることのできる「卓越した業績を生み出す経営の仕組み」と「一人一人が自立的に考える風土」を有する企業活動を応援するために創設されています。

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〈経営品質活動の取り組みの経緯〉

2001年に、目標管理制度、管理面の強化を目的としてISO14001の認証取得、2003年にISO9001を加えて統合認証を取得しました。社員教育、改善活動を強化していくなか、その一環としてモノづくりの基本を学ぼうとTPM活動を行い、2008年には段ボール箱製造業として日本初の『TPMチャレンジ賞』を受賞しました。このように社内に仕組みができる一方、個々の価値観の共有にまで至ってない事の気づきから、更に改善を加えるべく経営品質向上プログラムを通じて、当社が目指す「理想的な姿」へと取り組みました。

〈経営品質賞の表彰理由〉

受賞にあたり、フーゲツが高く評価されたのは、以下の3点です。
1.経営トップの主導のもと価値観の浸透と全員参加の目標管理制度が定着しており、社員の納得度が高く、活気ある組織作りが進展しています。結果として、社員の定着度が向上し、現場の生産性や品質の改善が進み、経常利益の増加に結びついています。

2.業務課を中心とした支援組織とビジネスパートナーとの関係が有効に機能しており、小ロット化やリードタイム短縮などの支援の役割を果たしています。結果として、改善件数が高位に推移するなどの組織力の向上や顧客の「快」追求、「不快」の解消に結びついています。

3.チーム学習や部門間の協議を促進する活動と教育訓練の制度による考える組織作りにより、社員が自主的に行動する環境整備を整えています。この結果、自己啓発に取り組む社員が増加し、協働による予防処置数が増加しています。


〈認証等〉

ISO9001
モノの質だけでなく、経営の質も向上させるように意図されたマネジメントシステムの国際規格です。
ISO14001
世界初の包括的な環境保全のために制定された環境マネジメントシステムの国際規格です。
TPM
生産システムの効率化を極限追求する企業体質づくりを目標とした全社的活動。災害ゼロ、不良ゼロ、故障ゼロ等あらゆるロスを未然に防止する仕組みを現場現物で構築します。
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ISO9001
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ISO14001
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TPM
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CSR(社会的責任)活動

〈大切な価値観と基本定義〉

当社では社是、経営理念、戦略ビジョン、ミッションを定め、「顧客本位」、「独自能力」、「社員重視」、「社会との調和」の4つの視点から見た理想的な姿に向けて、全ての活動が行われています。

〈企業倫理に関する方針〉

基本姿勢
1.会社の正当な利益に関する行為、信用、名誉を毀損する行為は一切行いません。
2.ビジネスパートナー・公務員への賄賂行為や社会的礼儀を超えた接待・贈答を行いません。
3.ビジネスパートナー等の間で、公平・公正かつ透明な関係を維持し、公正な取引を行います。
4.同業者との不正な関係を持ち、「競争阻害行為」や「不正競争行為」等を行いません。
5.不当、不正な行為を発見した場合は、上司に報告します。報告を受けた上司は、速やかに対処します。

尚、通報者は保護しなければなりません。

〈「顧客本位」⇒お客様に対する取り組み〉

●顧客満足度追求の取り組み
組織的価値観を明確にし、営業員教育のツールとして『営業方針書』を作成しました。“お客様に関する方針”など計11項目にわたる「必ず出来る」ことを明記し、これを定期的に教育することで、営業員一人ひとりが顧客満足度を追求し、実践していく仕組みをつくり出しています。

●マネジメントマニュアルにおける品質方針書
段ボールを使用するお客様にとって、当社の製品は空気のような存在、つまり使いたいときにあるのが当たり前であり、品質不良は基本的に許されません。当社ではISO9001に加え、ISO14001とOHSAS18001を網羅した、『マネジメントマニュアル』に基づいた活動を行っています。特に品質面においてはモノづくりの基本を徹底的に鍛え上げてきたTPM活動をベースに、顧客重視のQDC向上を図っています。

●廃棄シーンを考慮した製品設計
当社では廃棄シーンを考慮し、金属製のステッチレスへの取り組みや、段ボール緩衝材(図1)などの取り組みを積極的に行っています。また、プラスチック段ボールを使用する場合も単一素材にこだわり、(図2)オールPP素材での設計や、リベットレスの提案を行うことで、お客様やエンドユーザーが廃棄しやすい製品を提供しています。

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図1)段ボール緩衝材
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図2)オールPP、リベットレス

〈「社員重視」⇒従業員へのコミットメント、人材育成〉

●成果配分のコミットメント
当社では必達営業利益目標を定め、超過した一定分の原資を従業員への賞与として配分することを約束し、経営情報を公開しています。またその配分をどう分けるかも、個人別の業績評価レポートの点数で明確にし、月1回の部門長による個人面談で社員一人ひとりに説明しています。

●人間性の尊重
大切な価値観と基本定義を大前提として共有することで、社員が自主的に行動できる環境づくりを目指しています。大切な価値観を育成するために、“どのように成長して欲しいか”というガイドラインである50項目の『自己申告書』を作成し、社員各人が定期的に見直す仕組みを設けています。その上で、“何をすべきか、マスターするべきか、当社で働く上の基本的なこと”をまとめた、『人材育成計画100ステッププログラム』を月1回の個人面談で報告してもらうことで、コミュニケーションを取りながら人材育成を図っています。

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自己申告書(一部)
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100ステッププログラム(一部)

●労働安全、不休業連続無災害日数
当社では“安全第一”を掛け声で終わらせないために、品質を第二、納期を第三と位置づけ、安全が全ての最優先であることを明確にしています。2007年には安全衛生の英国規格、OHSAS18001をマネジメントシステムに導入し『特定危険源一覧表』で抽出された安全衛生リスクを軽減する各種改善活動を行っています。これにより不休業の連続無災害日数は2016年現在で3000日を達成しました。

〈「社会との調和」⇒コンプライアンス、地域・利害関係者への貢献〉

●有害物質の使用廃止、使用量削減
当社では2000年までに、廃水処理を行う薬剤「ジクロロメタン」と、一般的な段ボールインクに使用される「エチレングリコール」を使用していました。ジクロロメタンは、慢性毒性として肝機能障害を引き起こす可能性があり、エチレングリコールは、生体内で代謝を受けると腎障害を引き起こす可能性がありました。
当社ではインクメーカーへ依頼し、環境にやさしいタイプのインクを開発してもらうなどの改善を行い、2001年のISO14001認証取得とともに、これらの有害物質の使用を廃止しました。2004年には接着糊に使用されていた、第1種指定化学物質で使用削減物質に指定されていた「キシレン」を廃止し、製造工程において使用する削減指定物質を全て廃止致しました。また2000年には、本社工場、配送センター、パルプモウルド工場に於いてのアスベスト、PCB使用電気機器等の有害物質を含む材料が使用されていないことを建設会社に確認し、承認を得ています。

●温室効果ガスの削減
当社では、電力・ガス・ガソリン・水道などの使用量から、トータルCO2排出量を算出し、削減に努めています。各種省エネ設備の導入はもちろん、コンプレッサーの最適利用、地下水を利用した空調設備も導入しCO2排出量の大幅削減に成功しました。近年では全体の照明を見直し、手元の明るさは30%向上しながら、約80%の省エネも実現しました。
また、社員個人でできるCO2削減としてのアンケートを行い、個人でのCO2排出量を計算し、省エネ活動に対する意識づけにも取り組んでいます。

●段ボールのリサイクル、リユース
製造過程で排出される、段ボール、プラ段、エアーキャップ等の加工残や廃水処理の汚泥、その他産業廃棄物は、現在98%までがリサイクルされております。 また当社では段ボールの加工残をそのまま原料とした花火玉皮等のパルプモウルド製品を製造・販売しており、リユース活動にも積極的に取り組んでいます。

●福祉施設からの物品購入
当社では障がい者福祉施設を大切なビジネスパートナーと定め、業務(作業)委託額を指標として捉え、増加を目標として取り組んでいます。併せて福祉施設が販売している、トイレットペーパー等の物品購入も積極的に行い、少しでも施設、入所者の収入が増えるように取りはからっております。
お問い合わせ・ご質問がございましたら、お問い合わせフォームに必要事項を入力して送信してください。
受付担当よりご連絡いたします。

●四尺玉の協賛
当町における最大のイベントである片貝まつりでは、その年の成人、運営委員への寄付、新聞広告、TV放映のスポンサーを行っています。ここで打ち上げられる世界一の四尺玉の協賛も地域企業と行い、町の活性化につなげています。

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花火筒モニュメント
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人材育成

〈私たちは人を育てることが企業の存在意義と考えています〉

●社員全員での戦略・計画の立案
当社が定めた理想的な姿へ近づくために、現状とのギャップ(経営課題)の認識を全社員で共有し、個々の社員が自覚を持って目標設定し、その達成に向けて惜しみなく努力できる環境を整えています。戦略の策定においては、全員が過去を振り返り、考えながら自然に何をすべきか認識できるように配慮しています。策定完了までに何回もグループ毎で打ち合わせを行い、チーム内での対話の活性化を図り、より深い思考へと導き、制度の高い戦略の策定を目指しています。

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●社員が自主的に行動できる環境づくり
当社では社員一人ひとりを大切にし、社員のやる気と能力を引き出すことで、自ら考え、行動する社員が増えることで組織としてさらに成長すると考えています。「顧客本位」「独自能力」「社員重視」「社会との調和」などの複数のテーマで、委員会活動、プロジェクト活動が展開されており、これらは組織横断型の体制で特定の課題解決、プロジェクトを推進するための集まりであり、組織能力の向上を目指しています。また、仕事の中のムダを排除する大きな責任として改善活動を積極的に行っています。

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●レクリエーションでの仲間づくり
同じ目的に向けて毎日職場に集う仲間同士だからこそ、その目的実現のためには協力体制の構築が欠かせません。レクリエーションや忘年会、その他グループでの活動は、皆で楽しみながら理解しあい、またチームワークを向上させるための大切な手段です。お互いの個性や仕事を尊重し合い、それぞれの業務に励むことが、優れた価値の創造につながるのです。

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地域貢献

〈独自能力を地域文化の発展につなげています〉

新潟県はいわずと知れた、米どころ・酒どころ・泳ぐ宝石錦鯉の産地です。そして片貝地区は世界一の花火(四尺玉)を打ち上げる町としても有名です。当社は米箱、清酒の化粧箱、鯉出荷箱や打ち上げ花火の玉皮・筒蓋などの製造、その他さまざまな支援活動により、地域文化の発展と継承に貢献しています。当社にしかできない事業活動を通じて地域とともに発展すること、それが私たちの願いです。

●文化をつなぎ地域を支える製品づくり
当社が取り扱うパッケージは、地域文化や経済と密着につながっています。また、地元の製造業を営むうえでは地域の皆さんとの協力が欠かせません。当社では製造工程の一部を福祉施設に委託もしています。

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●環境保全活動
段ボールをはじめとする包装資材はそのほとんどが使用後不要となるため、環境への影響が大きいと考え、環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証を取得し運用しています。例えば、製造工程での破棄物は約98%をリサイクル、省エネを促進する改善活動、また段ボールパレットや重量包装など、お客様がリサイクルしやすい製品の開発にも注力し、幅広い視野で環境保全に取り組んでいます。

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ダンボールパレット
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地下水を利用した空調設備
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花火玉皮